ニュース編の次はコラム編です。
トリビア部門、考察部門、ツッコミ部門、数字部門、コラム大賞の順に発表します。
<トリビア部門>・都市伝説『スペランカー』のウソ技を転載してしまった雑誌は存在した!!
嘘の技を載せるのはいかがなものかと、ファミマガのウソ技企画はゲーム業界に波紋を呼んだが、それは出版業界も同様だった。なぜならウソ技が1つあるということは、どれが嘘なのか全部の技を試さなければならない。つまりそれは記事の
盗用防止効果もあったのである。
逆に言えば、ウソ技をそのまま裏技として載せてしまった雑誌は「ファミマガをぱくりました」と自供しているようなもの。まさかそんなマヌケな雑誌など……あったのだ。本当に、何の恥じらいもなく載っているぞ。しかも、最後に意外なオチが……
・宮崎駿は『スーパーマリオ』のせいでファミコンが嫌いになったらしい
ある意味、
『スーパーマリオ』最強の敵キャラは、アニメ界の巨匠をも、撃沈させたのだった。
・女戦士ワルキューレにまつわるちょっと恥ずかしい都市伝説とは?
僕はこういう「アホだなあ」ってネタを大真面目に書くのが好きである。なにより嬉しかったのは、記事に載せていたワルキューレの本が10冊くらい売れてることだ。ほんのちょっとだけど、ワル様に貢献できたなあって思うのである。
・ファミコンカラーの謎「なぜ赤と白のプラスチックが安かったのか?」 ファミコンカラーが赤と白なのは、当時、赤と白のプラスティック(塗料)が安かったから。近年になってこの安価説をトリビアとして紹介するゲームサイトや、有名ブログが増えたが「だったらなぜ安かったのか」この疑問点については皆スルーであり、それどころか出典の明記すらしてないところが大半である。
<考察部門>・「ドラクエ1」の主人公がカニ歩きする姿を見て何を想いますか? 「そもそもカニ歩きではない」それが僕の答えである。
・なぜレトロゲームのリメイク作品はたいてい「つまらない」のか? 最後、音楽業界にたとえて、コメント欄が紛糾した問題作。
・“カセットフーフー”は神聖なる儀式か、それとも単なる愚行か? 儀式って言っちゃってるやつに、科学的な根拠とか持ち出してもしょうがないって話。(ちょっと違うかも)
・若いときのクソゲーは買ってでもしろ!!
ジョージ・ポッドマンの平成史「ファミコン史」を見て思ったこと。
<ツッコミ部門>・日本人は『ドラクエ』から色んなこと学びすぎだろ! [2012/10/06]
星の数ほどあるゲームソフトの中で『ドラクエ』ほど人々に“学び”を与えているタイトルは無いだろう。もうドラクエ大学をつくってくれよ。ドラクエ大学経済学部とかさ。ぜったいに人気出ると思うよ。
・「ノーテレビ・ノーゲーム運動」の“ゲーム”はついでに禁止だった!?
まさか僕の住んでる愛知県内にノーゲームを掲げた自治体があったとはね。しかも調べてみたら大した理由が無かったという。
・ファミコンが無料で手に入ったらコレクターは苦労しない 他 とある企業コンサルタントが「無料で手に入るもので成功した番組」として某人気レトロゲーム番組を紹介していた記事。その、あまりにも理解の無い内容に、レトロゲーマーたちが呆れかえったというこのネタ。その番組に出演するタレントがツイッターで嘆くほど、ちょっとした騒ぎになった。
さすがに恥ずかしくなったのか、その記事はすぐに削除され、とうとうブログもなくなってしまった。ちょっと悪いことしたかなあとは思うが、まあ何事も勉強っしょ。
<数字部門>・海外発!! 意外と知られてない任天堂の事実ベスト10 
海外記事の翻訳ネタ。海外のひとに向けた記事だということを理解したうえで見てほしい。
・ファミコンの中古ソフトがほとんど裸で売られている9つの理由 こういうネタは考えるときが一番楽しかったりする。
・僕が“個性派”俳優という言葉に違和感をおぼえる5つの理由 僕の中では会心のコラムだったのだが、いかんせん、ファミコンとぜんぜん関係ない話だったので、ほとんど反響がなかった。ときどきこういうネタをぶっ込んでみるんだが、うまくいったためしがない(笑)
<コラム大賞>・FFシリーズ屈指の謎「つるぎざき」その切なすぎる真相が判明した!! 
2012年、我がブログで1番輝いていたのは間違いなくネタだろう。
いろいろな事情があって掲載まで2年間もかかったのだが、逆に長い間考えさせられる時間をもらったネタだった。「別に切なくない」という指摘もあったが、こういう話は誰かが大きな声で語らないと忘れ去られてしまう。それがたまたま僕だったと思ってほしい。たまたま繊細な感情を持つ僕だったと(笑)
いずれにしてもこの記事は「
デスクイーン区 -DEATH QUEEN WARD-」の区長queenさんがいなければ書けなかった。この場を借りて改めて感謝申し上げます。
<まとめ> 今年はコラムをあまり書けなかった。来年はファミコン30周年ということなので、もっと面白いコラムをたくさん書きたいと思う。それではみなさん、良いお年を!
- 関連記事
-