今回はスーパーマリオに関する、トリビア6連発!!
なるべく有名じゃないものをチョイスしたつもりです。どうぞお楽しみ下さい。
<トリビア1>
『スーパーマリオブラザーズ』は当初 ファンタスティックアドベンチャーゲーム と自称していた……
出典:ファミコン版 説明書5P |
スーパーマリオブラザーズといえば、アクションゲームの代表的存在だと思われがちだが、ファミコン版の説明書によると「ファンタスティックアドベンチャーゲーム」と位置づけされていた。これはジャンルというよりも、純粋にゲームの内容をカタカナ英語にしてみただけかもしれない。
しかし、今聞くと、ものすごく恥ずかしい気持ちになってしまうのは、このフレーズが世間に
まったく定着しなかったからだろう。いわゆる黒歴史というやつだ。紹介しておいてなんだが、できることなら、見なかったことにしてほしい(笑)
<トリビア2>
お次は去年の8月、14年の歴史にピリオドをうった「任天堂オンラインマガジン(N.O.M)」より。皆さんはマリオの職業といったら何を思い浮かべるだろうか。たぶん「配管工」という答えが一番に出てくるんじゃないかな。
それとも医者? レーサー? プロゴルファー? はたまたテニスの審判員か?
しかし任天堂公式のオンラインマガジンによると、マリオの職業は最初、大工だったんだそうだ。『ドンキーコング』のステージが工事現場っぽいのは、そのためだという。
じゃあ配管工ってのはどこから出てきたのかっていうと、1993年に公開された
映画版に出てくるマリオが配管工だったため、そのイメージが定着したのではないかと言われている。そして現在は配管工でも間違いじゃないって空気になってる。
<トリビア3>
『マリオ3』3面に出てくる日本列島らしき島、 お城が建っているのは東京ではなく 京都っぽい場所……
出典:ファミコン版マリオ3 |
『スーパーマリオブラザーズ3』の3面は海の国。コクッパがいるお城は日本列島のような形をした島に建っている。そのお城の位置に注目してみよう。なんとなく東京の辺りだと思っていた人が多いんじゃないだろうか。
でもよく見てみると、ちょっと西側にあることがわかる。ファンの間では、ここは京都だとされているのだ。そう、京都といえば任天堂のお膝元だ。

そして、ここからがこのトリビアの真骨頂。ほとんど知られてないが、実は
このステージの王様はマリオにそっくりなのだ。
※比較画像 左:3面の王様 右:マリオ ご覧の通り、まるで双子である。なんならルイージよりも似てるよね。おいおい、実は3人兄弟だったのか。こんな作為的なキャラデザインを今まで見逃していたなんて……
日本の首都は機能的に東京ということになっているが、法律的には定められていないため、いまだに京都だという主張もある。もしかしたら、そんなメッセージも込められているかもしれない。なんて、勘ぐってしまうトリビアでした。
<トリビア4>
海外版『マリオ3』のパッケージ裏面には 実際にはゲームに出てこないステージの 画面が掲載されている
出典:ファミコン版マリオ3 |
海外版『スーパーマリオブラザーズ3』のパッケージ裏面には3つのゲーム画面が掲載されているが、そのうちの真ん中に注目してもらいたい。さて、このステージはどこ?
たぶん答えられるひとはいないんじゃないかと思われる。なぜならこの画面に相当するステージは存在しないからだ。おそらく開発途中のステージのゲーム画面が挿入され、何らかの理由でそのステージが不採用になったが、画面はそのまま残されてしまったのではなだろうか。それとも発見されてないだけで存在するのかもしれない。いずれにしても真相は闇の中だ。
<トリビア5>
※イメージ図
『スーパーマリオブラザーズ』開発当時は 十時キー上がジャンプだった
|
社長が訊く『スーパーマリオ25周年』によると、マリオ開発当初は十字キー上ボタンがジャンプボタンだったという。ただしこの仕様は資料を持ってきた宮本氏自身も忘れていたらしく、ごくごく初期の設定だと思われる。
さらにこの資料によると、マリオはロケットに乗って空を飛び、ライフルやビーム銃で攻撃し、
武器がないときは敵を蹴り倒すという、現在のマリオとはかなりイメージが違う内容になっていた。
もしこの設定が採用され発売されていたら、その後のマリオシリーズの目覚しい発展は無かったかもしれません……
<トリビア6>
マリオは…… やられた時だけ前を向く
出典:『スーパーマリオブラザーズ』 |
最後はこれ。ファミコン版『スーパーマリオブラザーズ』において、マリオは常に横向きである。しかし
唯一、正面を向かせる方法があるのだ。それは敵にぶつかってミスすること。マリオはなぜかやられた時だけ前を向くのだった。
急にカメラ目線になって大げさに飛び上がり、今までどんなに走っても、飛び上がっても平気だったくせに、急に足を踏み外して、画面端へ落ちていく様は、まるでリアクション芸人である。きっと、わざとやってるのだろう(笑)
以上。マリオトリビア6連発でした!!
- 関連記事
-