このあいだ聴覚検査ってのをやったんですよ。音が聞こえたらボタンを押して、聞こえなくなったらボタンを離すってやつ。
看護士さんが手動でやってるのか、全自動なのかはわかりませんが、ランダムで音が鳴ったり止んだりするわけです。はじめは素直に音が聞こえたらボタンを押してたんですね。でもそのうち、音がなるタイミングの傾向を考えたり、周波数を予想したりして、
少しでも良い結果が出るように頑張ってる自分がいたんですよ。
これって何だろうなって思ったら、つまり「聴覚検査を攻略したい」っていう
ゲーマーの本能だったんですね。

それで思い出したんです。そういえば僕は小学生の頃、なぜか
視力検査を必死になってやってたなあって。0.5とか中途半端に目が悪かったんで(今でもそうですけど)、最低でも1.0は越えるよう頑張ってましたよ。
昔の視力検査のやつは紙が一枚ぺろんと貼ってあるだけでしたから、順番が来る前にそれを憶えておくんです。ほら、シューティングゲームでも
敵が出るタイミングや種類を憶えるじゃないですか。あれと同じなんですよ。
中学校くらいになるとさすがにそういうのは通用しなくなってきて、もうガチでやるしかなかったんですけど、僕は絶対に「見えません」とは言いませんでしたね。
「見えない=GAME OVER」ですからね。見えなくても必ずどれか答えてましたよ。運ゲーだと割り切ってやってましたね。
でも、C(ランドルト環というらしい)のどこが切れてるのかハッキリは見えないんですが、そのうち、だいたい予想できるようになってきたんですよ。おそらく自分の目のCの見え方の傾向を攻略したんでしょうね。それからは毎回、
実力以上の結果(スコア)を叩き出すようになっちゃって。
よく特技は何かって聞かれたら「視力検査」って答えてましたよ(笑)
どれもこれもゲーマーの本能だったんですね。なんだかスッキリしました。でもね、大人になった今はまじめに受けてます。みなさんも検査はまじめに受けましょうね!
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