昔から「かわいい子には旅をさせよ」と申します。でも僕の場合は「かわいい子にはレトロゲームをさせよ」なんですね。なぜかというと、たとえばこんな理由です↓
理由1:子供には新しいも古いもない 去年のクリスマスに、子どもにお願いされてWiiUを買いました。マリオメーカーセットですよ。なんだかんだで4万円くらいしたでしょうか。そりゃあ毎日のようにやりまくってますが、最近になって子供が、また妙なことを言い出すんです。
「お父さん、マインクラフトがやりたい!」
マインクラフトってあのカクカクのやつ? 調べたらWiiUじゃなくてプレイステーション4とかVITAとか
(※1)じゃないですか。もうぜんぜんついていけませんよ。しかも、また4万円くらいの出費なんて逆立ちしたって無理なんです。
※1 追記:WiiUにもあるという情報を頂きました。本当についていけてない(笑)
※レトロゲームの王様ファミコン その点、レトロゲームはどうでしょう。
高騰化が叫ばれている昨今ですが、たとえば初期の赤白ファミコン(RF接続注意)なら2,3千円で買えますし、NEWファミコン本体でも7,8千円出せば手に入ります。また、様々な種類の
ファミコン互換機もありますよね。発売以来30年も経ってるファミコンですが、けっこういまだに色んなところで買えるんですよ。

値段の話ばかりして恐縮ですが、カセットは『ファミスタ』などスポーツ系なら100円から買えますし、もちろんプレミアがついてるソフトもありますけど、たとえば人気の『ロックマンシリーズ』なんか状態を問わないなら1~2千円で買えます。WiiUやプレステ4を買うことを考えたら、ぜんぜん経済的ですよね。
そして一番重要なポイントは、子どもにとって昔のゲームも最新ゲームも
関係なく普通に楽しめるってことなんです。
劇的なゲームの進化を肌で感じてきたような世代のひとたちにとって、レトロゲームは今さらプレイするに値しない骨董品に過ぎないのかもしれません。しかし子供は先入観0ですからね。子供にとってゲームに新しいも古いもないんです。だったらレトロゲームのほうが燃費がいいじゃないですか。
なのに、なまじっか歴史を知ってるだけに純粋に楽しむことができないってこと、ありませんか?
たとえば僕の場合、先日、PCエンジンを衝動買いしちゃったんですが、そのときSNSを通じて先輩PCエンジンゲーマーの皆さんにお勧めソフトを聞いたんですね。そのときお勧め頂いたソフトの数々は
こちらの記事にまとめさせてもらっています。
その中で『ストII’』を推す声があったんですが……
PCエンジン『ストリートファイターII’』 (Amazonリンク) 正直『ストII』ですよ。格闘ゲーム全盛期にゲームセンターへ通いまくってた自分が、今さら『ストII』を楽しめるのかって正直、思ったんですけど、ひとまず購入して(ハードオフで箱説800円くらいでした)子どもにやらせてみたら、もう
大ハマリですよ(笑)
さすが名作ですよね。たまたま最初にやらせたのがダルシムだったので、うちの息子は
6才にしてダルシム使いですよ(笑)
もちろん僕も子どもといっしょに楽しんでます。ザンギでスクリューパイルドライバー決めまくりですよ(容赦ない)。それはともかく、僕みたいなマニアックな人間はついつい王道を軽視しがちなんですが、本当にこればかりは目からウロコでしたね。少しでも疑っていた自分に昇竜拳をぶち込んでやりたいです(笑)
ただし僕の買ったPCエンジン「コアグラフィックス」はコントローラが1つしか差せない仕様なので、2人プレイするにはマルチタップ必須だったんです。また、純正コントローラではボタンの数が足りないので、できればアベニューパッド6という6つボタンコントローラも欲しいところ。
※6つボタン仕様のアベニューパッド6 仕方ないからオークションで急きょ、5人用マルチタップとアベニューパッド2本をそろえましたが、正直本体と同じくらいしましちゃいました(笑) それでも出費はWiiUの4分の1程度だったでしょうか。レトロゲームは家計に優しいんですね。
今日も「お父さんストファーやろう、ストファー」って言ってくる息子よ。
いいか。よく聞け……
ストファーじゃなくてストツーだ!
(つづく)
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