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ニッチにも程がある!! 今どき「ファミコン家具」をつくるメーカーが佐賀に存在した!

<メーカーも驚くほど売れている>

 今、ファミコンのカセットを収納する家具「ファミカセチェスト」がレトロゲーマーの間で話題になっている。

famicomchest01.jpg

 「ファミカセチェスト」は佐賀県に本社を置く株式会社ニッカという会社の通販部門が販売する、その名の通りファミコンカセットを収納するためのチェストである。その謳い文句は以下の通り。

・ゲームソフトを収納するためだけに設計・製作
・合計288本のソフトが収納可能
・引き出し取っ手部分にソフトを飾ることも可能



 その他にも、カラーリング、引き出し、仕切り、キャスターなど、細部にも並々ならぬこだわりを感じられます。


 しかも売れてるみたいだ……




<つくったのはどんな人たちなのか?>

 しかし、ファミコンが発売されて33年が経った今なぜ「ファミカセチェスト」なのか。当ブログでは、ファミコン専門ニュースサイトを名乗っている以上、話を聞かずにはいられないってことで、さっそく取材を開始。
 株式会社ニッカのWEB担当ばん氏に話を伺うことができた。

 まずこのチェストを販売している株式会社ニッカについて。家具の卸販売などを行っていた創業47年の会社だということだ。いわゆる老舗ってやつですね。
 ファミカセチェスト製作の中心人物である店長の山田氏については、Ustreamで『駄菓子屋ゲーセン回顧録』という番組をやっており、後世に駄菓子屋ゲーセン文化を語り継ぐ活動をしている人物なんだとか。

 筋金入りのレトロゲーマー様だ。


 そしてWEB担当ばん氏について。彼自身もレトロゲーマーであり、同番組の企画「スペースハリアー筐体再現プロジェクト」に感銘を受け同プロジェクトに参加。

 自分たちでスペハリを作りあげることに興味を持ち、次第にそのお手伝いがしたくなり、二年前に佐賀へ移住してきました!
 昨年の春に上物は完成し、現在はスペハリの可動部分を任され、時間があるときに 試作を製作しております。


 なんという情熱家……

 レトロゲームのために引っ越しまでなさるとは頭が下がります。




<試行錯誤の末、それは生まれた>

 それでは、さっそくファミカセチェストについて。経緯など伺いましょう。

 今回、オリジナル商品を開発するにあたって、もともとゲームが好きだったこともあり、ファミコンカセットの収納に特化した商品を作ろうということで企画が始動いたしました。


 なるほど。好き過ぎちゃったわけね。

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 ※初代赤白ファミコンやディスクシステムはもちろん、ブラウン管テレビもよく似合う

 当初の予定では、引出し前面部分は窓のようになっていて中のカセットが見える 構造でした。
 しかし、両端は木の枠があるため、カセットのラベルが隠れて完全に見えないのと、木材をくり貫いたりアクリル材のコストも掛かることから、原価を計算すると、どうしても売価が二万円台後半になることが予想されました。


 そこで生まれたのが全面にファミカセを飾るというアイデアだったと。

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 ※ディスクだって飾れます

 自分自身がレトロゲームを部屋に飾ることが好きなので提案させていただきました。コレクター心をくすぐる感じになったかなと思っております。



tn11-4s
 ※フルオープンする引き出し

 その他、こだわりについて。

 福岡県大川でつくった国産品と言うこともあり、海外に発注するよりは割高になりますが、そのぶん職人が1台1台拘って作ってますので、造りに関してはしっかりしています。


 福岡県大川ってところは江戸時代からその技術が受け継がれている家具の名産地なんだとか。そういえば「家具だけは良いものを買え」って、ばあちゃんがいつも言ってたっけ……
  




<ゆくゆくはゲーム収納家具をシリーズ化へ>

 最後に、今後の展望などお聞かせください。

 次回リリースする商品のコンセプトは既に決まっており、PCエンジンやメガCDなどのソフト(音楽CDの標準ケース)が飾れるチェストの製作を行っております。


 なるほど。いろんなハード別の家具があったら楽しそうだ。


 今後の展望としては、ゲーム収納家具をシリーズとして販売することで、お部屋をトータルコーディネート出来たらと考えております。メーカーごとのハードを収納可能なTVボードや、ジョイスティックなど収納したトレイがスライド出来てそのままゲームすることが可能な箱物などなど……


 僕もジョイスティックとか大好きだけど、唯一のダメなところは「収まりの悪さ」なんだよなあ。なんとかならんもんかと思ってました。今後の展開にも目が離せませんね。本日はありがとうございました!




<まとめ>

 ファミコン世代の人間が社会でそれなりの地位を築き始めている昨今、当然、それなりの収入もあるでしょう。したがって今回、当ブログが紹介したファミコンチェストは、ニッチにも程がある(※褒め言葉です(笑))アイテムではあるのですが、これからはむしろニッチな物が求められる時代になるのではないかと感じました。

 しかも今回、そのようなムーブメントが地方から起こっているというところが、重要なキーポイントのような気がします。



 参照リンク:ファミカセチェスト(インテリア家具通販Kagood)
 取材協力:株式会社ニッカ WEB担当 ばん 様
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