恐怖の前ちゃん事件
コロコロコミックが30周年を迎えるそうで、おめでとうございます。記念企画として高橋名人とタミヤの前ちゃん他、当時の担当者2名による座談会が開催されたらしい。
名人が自身のブログでそのことを発表すると、多数のコメントが寄せられ、そのなかに前ちゃん本人が降臨するという、微笑ましいやりとりも見られた。っていうか名人がコメントした全員にまじめにレスしてるところにビックリ。
ファミコンにはあまり関係ないんだけど、前ちゃんの話題が出たので今回はこの話。僕が小学生のころに体験した「恐怖の前ちゃん事件」である。その日、僕が部屋でごろごろしながらコロコロコミックを読んでいると、ラジコン特集のページに毎度おなじみ、前ちゃんが出ていた。両手にラジコンを持ってフキダシから何かコメントをしている。それを見た僕はある衝動にかられ、油性のペンを取った。キュッキュ。
僕は前ちゃんの顔にらくがきをしたのだ。とんでもない傑作だった。腹を抱えながら姉に見せにいく。普段は冷静な姉が、でんぐり返しをしながら笑い転げた。何も言うことはない。満足した僕はその夜、ぐっすりと眠った。
次の日、僕はひまだったので、またそのコロコロコミックを読み始めた。何かがおかしい。そういえば前ちゃんの顔にらくがきしてたっけ。どれどれ・・・
ギャー!!!
なんと前ちゃんの顔にしたらくがきが綺麗サッパリ消えていたのだ。何度見ても前ちゃんは元の顔に戻っていて、何事もなかったかのようにニコニコ笑っていた。血相を変えて、姉に見せにいく。たしかにあたしも見たと姉は首をかしげた。どうしよう、大変なことになっちゃった。頭をかかえ込む僕。そして幼い姉弟が未発達なオツムで考え抜いた結果、これは前ちゃんの呪いであるという結論に達したのは言うまでもない。僕はその日から眠れぬ夜を過ごしたのだった。どうだかわいいだろ。
でも後日よく見たらインクのせいか、そのページが次のページとくっついてて、偶然、次のページにも同じ位置に、同じような構図の写真があったという真実が判明したのだ!ガッカリさせてすみません。そして前ちゃんにもごめんなさい。もう2度とらくがきなんかしませんから!
名人が自身のブログでそのことを発表すると、多数のコメントが寄せられ、そのなかに前ちゃん本人が降臨するという、微笑ましいやりとりも見られた。っていうか名人がコメントした全員にまじめにレスしてるところにビックリ。
ファミコンにはあまり関係ないんだけど、前ちゃんの話題が出たので今回はこの話。僕が小学生のころに体験した「恐怖の前ちゃん事件」である。その日、僕が部屋でごろごろしながらコロコロコミックを読んでいると、ラジコン特集のページに毎度おなじみ、前ちゃんが出ていた。両手にラジコンを持ってフキダシから何かコメントをしている。それを見た僕はある衝動にかられ、油性のペンを取った。キュッキュ。
僕は前ちゃんの顔にらくがきをしたのだ。とんでもない傑作だった。腹を抱えながら姉に見せにいく。普段は冷静な姉が、でんぐり返しをしながら笑い転げた。何も言うことはない。満足した僕はその夜、ぐっすりと眠った。
次の日、僕はひまだったので、またそのコロコロコミックを読み始めた。何かがおかしい。そういえば前ちゃんの顔にらくがきしてたっけ。どれどれ・・・
ギャー!!!
なんと前ちゃんの顔にしたらくがきが綺麗サッパリ消えていたのだ。何度見ても前ちゃんは元の顔に戻っていて、何事もなかったかのようにニコニコ笑っていた。血相を変えて、姉に見せにいく。たしかにあたしも見たと姉は首をかしげた。どうしよう、大変なことになっちゃった。頭をかかえ込む僕。そして幼い姉弟が未発達なオツムで考え抜いた結果、これは前ちゃんの呪いであるという結論に達したのは言うまでもない。僕はその日から眠れぬ夜を過ごしたのだった。どうだかわいいだろ。
でも後日よく見たらインクのせいか、そのページが次のページとくっついてて、偶然、次のページにも同じ位置に、同じような構図の写真があったという真実が判明したのだ!ガッカリさせてすみません。そして前ちゃんにもごめんなさい。もう2度とらくがきなんかしませんから!
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