ついに5万円を超えた!! 続・ファミコンチラシの謎
前回の1枚4万円で売れる紙切れ!? ファミコンチラシの謎という記事で、皆さんにファミコンチラシの現状をお伝えしたわけだが、今回ついにそんなファミコンチラシが5万円の大台を突破したというニュースです。

任天堂【ファミリーコンピュータ】カタログチラシ(昭和58年) (直リンク)
毎度おなじみYahoo!オークションでなんと56,555円!なぜこんな中途半端な値になっちゃったかというと、2番手のひとが55,555円で入札してたからなのだ。きっと行け行けGOGO!という気持ちだったのだろう。しかし1番手のひとがそれをだいぶ上回る金額を入札したので自動的に1000円プラスされたのだった。
つい先日4万円でびっくりしてたのに、5万6千円だもんあ・・・
これが問題のチラシ。さあなんで高くなったのか。よく見ると上のほうに音符が踊ってるね。これか。裏のリストに「ドンキーコング音楽教室」と書いてある。確定だな。そう、このソフトは前回の記事でも取り上げたから皆さんもうご存知でしょう。
つまり発売中止ソフトなのだ。この世に存在しないソフトが宣伝されている珍しいチラシとあれば、そりゃあ高くなるってもんです。
しかしここで記憶力がいいひとは「あれ、おかしいな」と思っているはずだ。そうでないひとはよーく思い出して欲しい。そう、前回は「ドンキーコング音楽教室」ではなく「おんがくあそび」というタイトルだったのだ。いったいどういうことだろうか・・・
前回のチラシを見てみるとヒントが載っていた。「おんがくあそび」の下の2つ「さんすうあそび」「えいごあそび」はそれぞれ「ドンキーコングJrの算数遊び」「ポパイの英語遊び」としてちゃんと世に出ているのだ。この事実を踏まえてもう1度今回のチラシの裏を見てもらいたい。
文字が小さいけどおそらく「ドンキーコング音楽教室」の下は「ドンキーコングJR.算数教室」「ポパイの英語教室」となっている。つまりこの3つはシリーズ物みたいなもんで、最初は○○教室っていうシリーズタイトルだったけど、途中で○○あそびに変更されたのだ。(タイトル画面ができあがってるし)そして何らかの理由でそのうちの「おんがくあそび」だけが発売されないまま終わってしまった・・・・・・
じつはファミコンでは開発段階のタイトルが発売後にぜんぜん違うタイトルになってるなんてことは日常茶飯事で、変更前のタイトルがファミコン雑誌の発売予定カレンダーに載るなんてことも珍しくなかったりするのだ。例えば・・・・・・
スターダスト ⇒ カジノキッド ⇒ 100万$キッド
ハットトリック ⇒ ファイナルシュート ⇒ パワーサッカー
ゴーデス ⇒ 闘亀伝ブリガンディーネ ⇒ 亀の恩返し
とかね。詳しくはいまだに残っている僕の前のホームページの、幻のソフト(発売されたソフトのタイトル変更経過 )コーナーを参照してください。(2016年5月現在リンク切れ)
だが、その変更前のタイトルが広告に載るのは珍しいことで、ましてや発売中止なのだからダブルパンチである。したがって今回5万の大台を超えた最大の理由がそれらにあったと結論付けることができた。あー良かった。
なんやかんや言うとりますけども、ファミコンチラシ市場はまだまだ未開拓で発展途上だと言われています。ファミコンソフトにはなんとなく天井が見えるけど、チラシはなんか底なし沼って感じ。おそらくもっと面白くて、もっと価値があるチラシがこれからもいっぱい出てくるでしょう。そしてきっとその度にここでネタにされるんですね。
関係者の皆さん、どうもすみません・・・・・・

任天堂【ファミリーコンピュータ】カタログチラシ(昭和58年) (直リンク)
毎度おなじみYahoo!オークションでなんと56,555円!なぜこんな中途半端な値になっちゃったかというと、2番手のひとが55,555円で入札してたからなのだ。きっと行け行けGOGO!という気持ちだったのだろう。しかし1番手のひとがそれをだいぶ上回る金額を入札したので自動的に1000円プラスされたのだった。
つい先日4万円でびっくりしてたのに、5万6千円だもんあ・・・
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これが問題のチラシ。さあなんで高くなったのか。よく見ると上のほうに音符が踊ってるね。これか。裏のリストに「ドンキーコング音楽教室」と書いてある。確定だな。そう、このソフトは前回の記事でも取り上げたから皆さんもうご存知でしょう。
つまり発売中止ソフトなのだ。この世に存在しないソフトが宣伝されている珍しいチラシとあれば、そりゃあ高くなるってもんです。
しかしここで記憶力がいいひとは「あれ、おかしいな」と思っているはずだ。そうでないひとはよーく思い出して欲しい。そう、前回は「ドンキーコング音楽教室」ではなく「おんがくあそび」というタイトルだったのだ。いったいどういうことだろうか・・・
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前回のチラシを見てみるとヒントが載っていた。「おんがくあそび」の下の2つ「さんすうあそび」「えいごあそび」はそれぞれ「ドンキーコングJrの算数遊び」「ポパイの英語遊び」としてちゃんと世に出ているのだ。この事実を踏まえてもう1度今回のチラシの裏を見てもらいたい。
文字が小さいけどおそらく「ドンキーコング音楽教室」の下は「ドンキーコングJR.算数教室」「ポパイの英語教室」となっている。つまりこの3つはシリーズ物みたいなもんで、最初は○○教室っていうシリーズタイトルだったけど、途中で○○あそびに変更されたのだ。(タイトル画面ができあがってるし)そして何らかの理由でそのうちの「おんがくあそび」だけが発売されないまま終わってしまった・・・・・・
じつはファミコンでは開発段階のタイトルが発売後にぜんぜん違うタイトルになってるなんてことは日常茶飯事で、変更前のタイトルがファミコン雑誌の発売予定カレンダーに載るなんてことも珍しくなかったりするのだ。例えば・・・・・・
スターダスト ⇒ カジノキッド ⇒ 100万$キッド
ハットトリック ⇒ ファイナルシュート ⇒ パワーサッカー
ゴーデス ⇒ 闘亀伝ブリガンディーネ ⇒ 亀の恩返し
とかね。詳しくはいまだに残っている僕の前のホームページの、幻のソフト(発売されたソフトのタイトル変更経過 )コーナーを参照してください。(2016年5月現在リンク切れ)
だが、その変更前のタイトルが広告に載るのは珍しいことで、ましてや発売中止なのだからダブルパンチである。したがって今回5万の大台を超えた最大の理由がそれらにあったと結論付けることができた。あー良かった。
なんやかんや言うとりますけども、ファミコンチラシ市場はまだまだ未開拓で発展途上だと言われています。ファミコンソフトにはなんとなく天井が見えるけど、チラシはなんか底なし沼って感じ。おそらくもっと面白くて、もっと価値があるチラシがこれからもいっぱい出てくるでしょう。そしてきっとその度にここでネタにされるんですね。
関係者の皆さん、どうもすみません・・・・・・
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