<一般層で一番多かった反応> 先日アップした「
茶色いゾンビハンター」の記事が、大手メディア
ねとらぼさんにピックアップされ、さらにYahoo!トピックに選ばれるという案件が発生。コメント欄に、さらなる貴重な情報が寄せられているかもしれないと思い、チェックしてたら非常に興味深いことに気が付きました。
Yahooトップページは1日およそ
3億アクセス。利用者の大半はレトロゲーマーでも何でもない一般層です。もちろんクリックするひとは、それなりに興味があるひとに限られるわけですが、そこには、普段、我がブログでは見られない
コメント傾向がありました。
それはというと……
※Yahoo!トップページの様子(2017年8月3日24時頃) まずは明らかに「やたら出てくるなあ」っと思った単語。
コメントは全部で500近くあったのですが、印象的には10人に1人がこの言葉を吐いてましたね。
「クレーマー」です。つまり、「一見いい話だけど、クレーマーを優遇しただけじゃん」「ただのごね得じゃん」みたいなやつ(笑)
正直、この発想は無かったですよ。もちろんオフレコ性が高い話とは思っていましたが、僕はどっちかというと、待ちわびている子どもたちのために、大森田さんが一肌脱いだ話っていう、正反対の認識でしたからね……
<実は大切な“お金になるか”という視点> 2番目に多かった反応は
「ヤフオクで高く売れるんじゃね?」系でした。
そもそもレトロゲームに執着のない一般層にとって「お金になるかどうか」は最重要チェックポイントでしょう。これは良い傾向だと考えます。なぜなら無事、売り飛ばされた結果、大切に扱ってくれるコレクターの手に渡るなら、それに越したことはないからです。
捨てられるより断然いいですよね。
たとえば、当ブログはよくオークション結果などを記事にしているので、しばしば
「プレミア化を煽っている」と指摘されることがあります。レトロゲームの価値はお金なんかじゃない。オロチは口を開けば「レアだ、プレミアだ」言ってると(笑)
※こちらは5年前、落札されていたサンプルROM。今思えばこれも茶色だった。偶然か? しかし逆に考えてみてください。当サイトが実質的に「レトロゲームはお金になるよ」という事実を広くアピールしてしまっているのは否定できませんが、それによって「捨てられる」という最悪なケースが防げるかもしれませんし、市場に数が出て来れば、ちょっとは相場も安定するでしょう。
とくに、存在が確認されてないような幻級のレトロゲームを探し求めているコレクターにとっては
値段がついてることが、既にありがたいのです。なぜならそういう物の多くは世間的にまったく価値が認められていないため「売ろう」なんて発想自体が生まれないからです。
そんなものがひょっこり市場には出て来た日には、まずは「存在したんだ」という歓喜が、そして「捨てられずに残ったんだなあ」という感慨がこみ上げてくるわけですよ……
<意外に多かった「当たった」というコメント> その他の傾向としては、ファミコンや古き良き時代を懐かしむコメントが多かったですね。ちなみに『ゾンビハンター』の内容については、8割がたは「名作だった」というようなポジティブ傾向でした。
意外にも多かった数字。
それは「茶色いゾンビハンターを持っている」というコメントで、友だちが持ってたというようなものを含めると、Yahooニュースのコメント欄だけで、少なくとも
茶色いゾンビハンターの所持者が5~6人も確認できました。
・ウチの茶色かったけど、そういう事だったのか。
・俺は逆に茶色のソフトしか知らなかった。
・茶色いの持ってます。普通に中古屋で100円で買いました。
・くそっ売っちゃった。
・友達の友達が持ってました。
・自分持ってます!
※主なコメント例 また、懸賞には当たったけど黒いカセットだったという方もいましたね。いずれにしても本当なのかどうか確かめようがないので、あくまでも参考データとなります。

それに関連して一部で「希少品にしては
100本は多い」という指摘がありましたが、その100本がまるまる残っているわけありません。とくに『ゾンビハンター』の場合、世界に8本しかないといわれる『キン肉マンゴールドカートリッジ』と違って、後日、一般販売されてますし、その時点で茶色が希少だということは誰も知らない訳ですから、不要になった場合、気軽に廃棄されていた可能性が高いです。
そもそも何万本単位で売れていたファミコンソフトにとって100本という数字は少ないんですよ。しかもその内の何本かは、すでにあの世へ逝ってしまっているのです。(しっかりしろよ!)
<その他の気になるコメント> 最後に、その他の気になるコメントをいくつかピックアップさせてもらおうと思います。編集したものを掲載しております。
今だにこの様なネタが出てきて人々の興味を引くファミコンはやはり偉大。
そりゃあ毎日、死ぬ思いでネタを探してますからね。というのは冗談で、ファミコンは偉大ですよ。ホントに、いまだに飽きませんし(笑)
応募したら当たりました。ベビースターラーメンのファミリートレーナーも当たりました。
ベビースターラーメンって「ファミリートレーナー」の懸賞やってたんだ。さっそく資料をチェックしてみよう。
今でもよくある話。家電とかでもクレーム対応品だけ特注だったりしますよ。
そう言えば、うちの妻が数年前に買った家庭用オーブンレンジ。買ってすぐ壊れて修理に出したら代替品が来たけど、修理に出したやつはいっこうに返って来ない。たぶんそういうことなのか……
※こちらは前回、記事に載せきれなかった資料です。 オロチさんまだサイト運営してたんだなー。クソゲー紹介が面白かった。
やってるよ!もう20年だよ!
オロチさんってレッグさんの作者じゃないか。その節はお世話になりましたw
あんなキチ○゛イゲームをプレイして頂き、こちらこそありがとうございました。思春期の人格形成に影響はなかったでしょうか(笑)
EPROMとか相当に原価が高かったのでは……
これに関してはその通りです。記事では触れませんでしたが、大森田さん曰く、1本
「ウン万円かかった」らしいです。それもこれも、すべては待ちわびている子どもたちのためだったのですよ!
|  | ちなみに妻に、自分の記事がYahoo!のトップニュースに取り上げられたことを伝えたら「まったく興味ない」と一蹴されたよ(笑) ファミコン研究の道は険しい…… |
|
- 関連記事
-