前回、2009年7月の記事・・・
発売中止ソフト「アレスの翼」が楽天オークションに出品されていた! で紹介して大反響を呼んだ「アレスの翼」が今度はモバオクに出品されているという情報が入ったので(情報提供者様は神様です)見つけて来ました。
こちら↓
fc 幻の非売品カセット アレスの翼 軽くおさらい
アレスの翼とは、ファミコンのディスクで発売が予定されていたカプコン発のアクションゲーム。元はアーケードゲームでNES版はある。発売中止ソフトとして知られているが、実際に開発をしていたという噂はあまり聞かない・・・
それではさっそく前回のものと見比べてみることにしよう。
今回の出品物

そしてこれが前回のもの

どうでしょうか。同じものに見えます。
前回の私オロチの検証ではこれは
日本語パッチを使用したNES版のハックROMである可能性が高いという結論でした。コメント欄の皆さんの意見もだいたい一致しておりましたが、これはあくまで推測の域を出てませんからね。実は本物だという可能性も0ではないと言っておきましょう。
※何事も可能性が0ということはありません。可能性が0なのは可能性が0のことがある可能性くらいです(ややこしい・・・)
そしてこちらがゲーム画面

小さいけどタイトル画面もロゴとか前回のものと一致しているようだ。
じゃあ出品者は同じ人物なのか。確認してみると発送元が違った。楽天オークションはシステム的に住所を偽るのが難しいと思うので、別人物なのかもしれない。それに前回の出品者はこのソフトについて何も知らない様子だった。
しかし今回の出品者は未発売ソフトだということを明らかに知っている。そしたら少なくとも2本は存在するのか。前回は1万5千円始まりの即決2万円で、落札者はナシだった。今回は3万円即決だが・・・
質問欄をのぞいてみると購入を考えている猛者を発見。出品者もオークションで購入したということが書かれていた。値段は同じく3万円だったとか。そうか。じゃあ2万円即決だった前回のものとは違うのかな。そしてこれは
元々裸ソフトだったという。せめて箱や説明書があれば、実は本物だったという可能性が一気に上がるんだけどね。
するとヤフオクに同じく主にファミコンを扱っている、同じ発送元で、まったく同じIDのひとがいた。なるほどつまりあれか。僕たちの知らない間に前回の出品者から今回の出品者へものが渡ったのかもしれない。だからこそ値段が高くなっている!?
謎が謎を呼ぶ。オークションはあと4日か・・・
ちなみにこの出品者様、他にも非売品ソフトやサンプルROM、ハッカー系のROMなどを出品されております。興味がある方はのぞいてみてね。
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