ついに出ますね。
非売品ゲームコレクターじろのすけさんの著書『非売品ゲームソフトガイドブック』が年明け2018年1月27日に発売されます。実は私オロチもファミコン部門その他ですこし協力させてもらいました。
じろのすけ
三才ブックス (2018-01-27)
売り上げランキング: 15,432
注目は何といっても内容なんですが、とにかくすごい。濃い。ディープ!
じろのすけさんといえばファミコン通信カートリッジ。そしてNHK学園など
「最後の秘境」と呼ばれる未開の地を切り拓いて来た人物です。今回の本はそんなファミコンのみならず、最新機種を除くメジャーハードを網羅しています。台割りを見せてもらったんですけど、それだけで鼻血が出るかと思いました。本当にすごい内容です。詳しく言えないのが悔しい(笑)
この本は彼の途方もない非売品ゲームコレクションや知識を惜しみなく公開した
集大成といってもいいでしょう。実は私オロチは、じろのすけさんの言葉で非常に心に刺さったフレーズがあるんです。それはこちらのインタビュー記事でのこんな発言でした。
【激レア】マニアック過ぎィ!!日本屈指の非売品ゲームソフトコレクター「じろのすけ」氏が厳選する非売品ソフトベスト3とは私はゲームというものは道楽だと思っています。「社会の役に立つ」「世間で認められている」等の打算的な要素を一切入れずに、ただただ「自分が好きだから」という理由のみで、楽しむのが道楽です。
この言葉が心にズキューンってきたんですよ。なぜかっていうと
ある案件でプチ炎上していたからというのもありますが(笑)、その前から自分の中で「使命感みたいなもの」と、「ただの知的好奇心」との間で葛藤があったんですよね……
その葛藤をズバリ、一刀両断してくれたというか、沈んでいた気が晴れたような気がしたのです。しかし、この言葉の真意はむしろ続きの文章にあると思うんですよ。
道楽だからこそ、世間からの支援は一切期待できないし、たとえ世間から認められなくても、自分の力だけで心血を注ぐものだと思っています。そのぶん逆に家庭での家事や育児、会社での仕事は、人一倍がんばるよう努力しています。
ともすると「何が道楽だ」「どうせなら役に立ってくれ」と妻から言われてしまう我々の趣味ですが(笑)、家庭や仕事を頑張るからこそ成り立っているんだという当たり前のこと、わかっていても、なかなか言葉にできません。これをサラッと口にできるのは普通にすごいことだなと……
本書はその濃い内容もさることながら、そんなじろのすけさんの人柄もにじみ出て来るような内容になっています。興味あるひとは是非チェックしてみてください!
|  | 到着が楽しみだ。 |
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非売品ゲームソフトガイドブック
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