電ファミさんにこんな記事があがっていました。
混沌の"レトロゲーム市場"に射す、29年ぶりに正規販売されるファミコン用タイトルという光──権利が放置されたビデオゲームが違法複製で流通する現実 29年ぶりに正規販売だって!?
こりゃ事件やで!
と、思って読み進めてみたところ、正規販売といっても
任天堂の公認がおりたのではなく、アイレムの公認がおりたという話でした。Retro-Bit社が29年ぶりに『ホーリーダイヴァー』を正規再販するという。アイレムじゃないけど
前例ある話だったよ。ビックリした……

そういえばここ数年『ホーリーダイヴァー』の評価があがってるなあと思っていたんだよね。正直そこまでの事情は知らなかったので偉そうなことは言えないんだけど。なんて思いながら、うちのダイヴァーちゃんを確認してみたら、色あせちゃってボロボロだよ!(笑)
まあいいや。で、記事ではそんな『ホーリーダイヴァー』をとりまく海外の状況を解説。元々同ソフトは日本でのみで発売されていたタイトルであったため、eBayでは本物にプレミアがついており、海賊版が横行しているという。
海賊版をとりまく状況はブートレグ文化と呼ばれる。このようなブートレグ文化にはリプロ(Reproduction/再現品)という概念があり、その多くは
オリジナルと誤認しないよう造られているため市場荒らしにはならないという考えに基づいて作られていると言う。
うーん、どっかで聞いたことある理屈だな。たしか
PCなんちゃらのtobiなんちゃらってひとがそんなこと言ってたわ(笑)
一方、カウンターフィットと呼ばれる、正規品との誤認を狙った模造品が、出回っており、こちらは真贋の判断が極めて困難なレベルに達しているという。まあ、その辺はうちのブログでもさんざん取り上げてるよね……

記事では、希少ソフトを合法的にゲットする手段が、偽物をつかまされるリスクを負いながらオークションへ大金を投じるしかないとし、その原因のひとつはコンテンツホルダーが「採算がとれない」という理由でしばしば自社のタイトルを放置するからだと指摘。
また、海賊版が任天堂などの意匠をコピーしまくってるのに対して、合法的な正規再販品は逆にそういった商標を使用できないため「8ビットカートリッジ」といったようなわけのわからん名前を使わざるを得ず、カートリッジも独自のものにしなければならないため
「ニセモノほど本物そっくりで、正規品ほどニセモノっぽい」という皮肉て締めくくられていた。
|  | 長年、このような問題を訴えてきた当ブログとしては、電ファミさんのような大手メディアが取り上げてくれたことがまず大きな一歩だと思う。でも謎の『ああ播磨灘』推しは何なんだ(笑) もしかしてこのライターさんは工作員さんのお友達? |
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