「ドンキーコングを救った男」79歳で逝く、、、 ジョン・カービィ氏


 任天堂やペプシ社など有名企業をクライアントにもっていたことで知られる弁護士のジョン・カービィ氏が10月2日に亡くなりました。享年79歳でした。


『ドンキーコング』を救った男。79歳で亡くなる。ジョン・カービィ氏。(英文)
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 ジョン・カービィ氏と言えば「ドンキーコング裁判」にて大企業相手に任天堂を勝利に導いたエピソードが知られています。

 以下、ニコニコ大百科より引用。

当時、宮本茂が開発したドンキーコングはアメリカ向けにコレコの家庭用ゲーム機に移植されていたのだが、ユニバーサルはコレコに対し、ドンキーコングに関する権利と利益の全譲渡と販売中止を通告。
(中略)
ユニバーサル側の弁護士は、プロットの類似性とどちらも「コングと言う名の巨大なゴリラ」である事を理由に任天堂の著作権侵害と支払い義務を主張した。


 他の企業がビビって言われるままの金額を支払ったのに対して、米任天堂の弁護を担当したジョン・カービィ氏は「びた一文払わない」という毅然とした態度をとりました。

 さらに次のような反撃を展開。

まずゲームと映画の違いについて説明。さらにドンキーコング開発と完成に至る経緯について宮本茂の供述書と共に説明。ウィリス・オブライエンが監督した映画「キングコング」を製作・配給したRKOは、1975年にとある会社に訴えられた事があった。その会社は、1933年製作の映画「キングコング」の著作権保護期間は切れておりパブリック・ドメインであると主張し、RKOに勝訴した。


 つまり、こともあろうか、そもそもユニバーサルはキングコングの著作権をもっていなかったことが判明したわけです。

 ユニバーサルは故意ではなかったにせよ、騙し取った形となったお金を企業へ返金することになってしまいました。しかしジョン・カービィ氏の反撃は止まりません。

ユニバーサルのキングコングのゲームが、ドンキーコングに消防士の帽子を被せただけのコピー品であり、ユニバーサルはドンキーコングの著作権を侵害していると主張。


 結局、ユニバーサルは全面敗訴し、裁判費用すら負担させられたという。

 一説ではこの裁判での彼の活躍をたたえて、のちに誕生したピンクの丸いキャラクターが「カービィ」と名付けられたと言われています。もし彼が弁護を担当せず、任天堂が裁判に負けていたなら、その後の『ドンキーコング』シリーズや『星のカービィ』シリーズは存在しなかったかもしれませんね!






orotima-ku1.pngご冥福をお祈りいたします。

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