それは今から数年前の話。メルカリに謎のサイン付き『ファミコンジャンプ』が出品されていたのだ。
※イメージ図 出品者曰く「誰のサインかわからない」とのことだったのだが、私は知っていた。それが
橋本名人のサインであることを。なぜならコレクター仲間のひとりが気づいたからだった。過去のサインと検証した結果、我々は確証を得ていたのだった。しかも橋本氏は『ファミコンジャンプ』のプロデューサーと来たもんだ。詳細はわからないものの私は確信をもってそのカセットを購入したのだった。
取引メッセージで出品者に「これは橋本名人のサインですよ」と、ドヤ顔で告げたのは言うまでもない。
それ以来、私はこのカセットを
『ファミコンジャンプ』橋本名人バージョンと名付け、詳細を調査していたのだが、このたび、ようやく決定的な証拠が手に入ったので報告しよう。それは週刊少年ジャンプ1989年4月24日号NO.19号の綴じ込みコーナー「ファミコン怪盗芸魔団」の最終ページである。
こちら↓
※オロチ所有の橋本バージョン なんと『ファミコンジャンプ』橋本名人バージョンは
限定600本の懸賞品だったのである。しかもサインは一本一本、橋本名人が手書きしたのだという。ということはすべて筆跡が微妙に違うのだろう。私は今までこのカセットを3本見たことあるのだが、すべてこの金のインクであった。しかしファミコンジャンプが発売されて2ヶ月ほど経ったタイミングでのこのプレゼント企画。あまり大きな声では言えないが、大量に余っていたのだろうか、、、
なお、
型番バージョンの橋本バージョンの存在は確認されていない。また、内容について通常版と異なる可能性は低いと思われる。
|  | 偽物つくっちゃダメだよ! (※内容にフェイク有) |
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