夢のあるおはなし。

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31年前に埋めたタイムカプセルその中身は 石川県のNTT西日本北陸支店で開封式(テレビ金沢) - Yahoo!ニュース 今月25日、NTT西日本北陸支店がタイムカプセルを掘り起こしたというニュースをテレビ金沢が伝えた。
ニュースによるとこのタイムカプセルが埋められたのは31年前。西暦でいうと1990年。元号でいえば平成2年のことである。この年は電話創業100周年のメモリアルイヤーだったということで記念にタイムカプセルが埋められたそうだ。それがなぜ31年後という中途半端なこの年に掘り返されることになったのか理由を聞いてもわからなかったが、そんなことは捨ておこう。
※別ソースによると30年後に掘り出す予定がコロナ禍で延期していたそうです。
で、関係者が見守るなか出てきたのは携帯電話やポケベル、コードレスフォンなど当時の最新機器。さすがNTTといったラインナップである。ただし正直言って家電というジャンルに関していうと平成2年ってそこまで魅力的な古さではないのだ。懐かしさはあれど、昭和家電のようなポップがない。言うなれば“リサイクルショップの棚”感が強めといったところか。
まあ、細かいこというとリサイクルショップは一般的に5年以上古い家電は買い取ってくれないので例えとしては不正確なのだが......

そんな私のひねくれた感想を吹き飛ばしてくれたのが、次に出てきた新品未開封品と思われるファミコン本体だったのだ。ひゃっほーい!
状態もすこぶる良い。しかもカセット付きだ。『ドラゴンクエストIV』の発売日は1990年2月11日なので年代も一致する。やはりこういうのがタイムカプセルの真骨頂であろう。そういえば私も小学生のころ自宅の小さな庭先にタイムカプセルを埋めたことがあった。といってもただの小瓶である。そこにキン消しとかビックリマンシールとか入れた記憶があるのだが、何年後かに掘り返してみたところ、見事に浸水しており全部腐っていたのだった。
そもそもなぜNTTはファミコン時代全盛期でもない1990年にファミコン一式をタイムカプセルに投入しようとしたのだろうか。そっちの動機の方がどちらかといえば気になるわけであるが、そんな話をしているうちになんだか私もタイムカプセルをやりたくなってしまった。今度、子どもたちとやってみたいと思う。
今ならPS5かNintedo Switchあたりを埋め込んでおけば30年後は......。
|  | 情報提供ありがとうございました。 |
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