Amazonプライムデーには魔物が住んでいます......。

雑誌とか裁断せずに上からバーってスキャンできるやつ。めっちゃ欲しかったんですよね。iCODISという中華メーカーの1500万画素タイプのX7という機種が、ゆがみ補正もあり、A3サイズにも対応で、自動シャッター機能もあり、しかもOCR機能付きということで、ずっと目をつけておりました。普段3万円くらいするのにプラムデーで2万3000円だったので、もう、即ポチっちゃいましたよ。
結果的に言うと
大失敗でしたね!笑。

物は12日に注文して13日には到着しました。早っ。
箱を開けると中華メーカーによくある、レビューしてくれたら何かプレゼントしますよ的なお手紙が入っていました。さすがに「☆5をくれ」とはストレートに書いてませんが、まあ、そういうことですよね。

筆者はこうのうは一切やりません。スーパーの駐車場にある自販機でジュース買っちゃうタイプなので。笑。ちょっと得することより面倒臭さが勝つのです。
話を戻しましょう。内容物は黒いマットと、本体、ケーブル、ボタンとここには映ってませんが説明書(ペラ)、説明書(冊子)、CDとなぜかUSBメモリーがひとつ付いてました。

このマットが意外と大きいので注意が必要です。筆者の机は27インチと24.5インチの液晶モニターがダブルで乗っているので手狭になっており、ギリギリ置けるか置けないかぐらいのスペースしかありませんでした。とくにコレクターの部屋なんかスペースがあればコレクションで埋まってしまうので、注意が必要です。笑。
では付属CDから専用ソフトをインストールします。

これはうまく行きました。しかし、肝心のスキャナーがまったく認識しません。原因は、USBを差したときに「ドライバーを探しています」みたいなやつが、どれだけ待っても終わらなかったため、スキップしてしまったことでした。何度かUSBの差込口を替えたり再起動してやり直したりしたあと10分くらい待って、ようやく認識してくれました。
さっそくファミコン雑誌をスキャンしてみましょう。

たまたま近くにあったファミマガからナムコの有名なキャッチコピー「クーソーしてから寝てください」の誌面広告をスキャンしてみます。
対象物をオートで認識するみたいなので、適当に置いても大丈夫みたいです。細かい設定がいくつかありましたが気にせず、とりあえず物理的に独立しているシャッターボタン(↑写真右下)を押してみました。

すると簡単にスキャンすることはできましたが、まだこれはプレビューの段階であり、ここから画面上の右上に出てくる「出力ボタン」を押さなければファイルとして保存されません。これがわからなくて地味に20分くらい格闘しました。
いちおう、日本語のマニュアルはついてますが、例によって中華メーカー製なので、あまり役には立ちませんでした。
で、何とか取り込むことができたのが、こちらです↓

見事に光が写り込んでますねえ。笑。
ちょうど机の真上にLED蛍光灯があるんですよ。勿論、懸念はしてたんですが、不思議なことに筆者は「何となる」と思ってたんですよねえ。きっとブックスキャナーならそのへん勝手に調整してくれると夢を見ておりました。何とかなるわけがありません。
ちなみにスキャナー自体にもLEDライトがついているので、試しに本体についているスイッチをオンにしてやってみたのですが、普通にその光も映り込みますね。もしかしたら雑誌とか表面がツルツルしたやつは想定してないのかも......。
仕方ないので真上のLED蛍光灯を消して、ほぼ真横から手元ライトをむりやり照らしながら撮影してみました。
←←←光 光の映り込みはなくなったのですが、なんだか全体的に画質が悪いですね。
勿論、昔のファミコン雑誌の誌面広告なので元ネタがすでに高画質というわけではありませんが、それにしてもこれはひどい。しかも自動補正機能がうまくいかなかったのか左上のほうが少しグジュグジュってなっており、丸みはそのまま。影もそのままです。
ためしにiPhoneと比較してみたのですが、差は歴然でした。

ブックスキャナーのほうは表情までむっつりしてるように見えますね!笑。
正直、dpiと画素の違いもわからないような素人なので、1500万画素もあれば十分だなと勝手に思っていました。もしかしたら設定で画質が低いやつになってるのかなと、いろいろソフトをいじくり倒しましたが、そんな淡い期待はもつものではありません。裏切られるだけですから......。
これでも画質MAX状態でした。

4480×3360ピクセルってそうとう大きいと思うんですけど、このクーソー画質では何の意味もありません。ただデータが大きいだけのクーソー画質です。
そして色もひどいです。筆者がデジカメを初めて手にしたのは今から25年くらい前。1990年代の後半でした。その頃はまだファミコンも安かったですよ。秋葉原のゲーム屋で普通に『烈火』の箱説が2000円くらいで売ってて「高いなあ」つって見逃してたくらいですからね。あのときの自分をぶん殴ってやりたいです。笑。
まあ、そんなことはともかく。その時代のデジカメで撮影した写真のような懐かしさすら憶えましたよ。こちらもiPhoneと比較してみましょう。

とくに青の発色に雲泥の差がありました。
このブックスキャナーはまともに色を取り込んでくれません。iPhoneのほうがよっぽどいい。というか普通にiPhoneのほうがいいです。歪み補正も付属ソフトのやつはとんでもなく面倒な感じでした。iPhoneの台形補正のほうがぜんぜん使いやすいです。その他の機能(OCRとか)については試してすらいません。
ちなみに、こちらは普通に家に転がってたスキャナーで取り込んだものです。↓

ぜんぜん、いいやん!
ブックスキャナー。買わなくても良かったわ。笑。
🐍🐍🐍
たぶん、今回は筆者の用途に合わなかっただけで、文字だけの本とか取り込む分には、おそらく十分かと思います。興味ある方は試してみて下さい。

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