最近、SNSで話題の画像生成AI「Midjourney」で遊んでいます。とりあえずファミコン版『スーパーマリオブラザーズ』のパケ絵を再現できるかどうか検証してみました。
Midjourneyのやり方についてはもはや様々なサイトが解説しているので割愛しますが、簡単にいうと、基本的に英語で描いてもらいたい内容の説明を送ると4つのパターンを出してくれます。それからひとつを選んでいくというもの。
ひとまず「Super Mario」と入れてみました。するとこんな絵を描いてくれました。

かなり近いですね。
そして気に入った絵を選ぶと、さらに4つのパターンを描いてくれます。

こんな風に。
ということで目的である『スーパーマリオブラザーズ』のパケ絵を言語化してみます。

基本的に日本語を英語に翻訳して打っているので、ここでは日本語で書きますが、まずは「ピクセルアート風の絵で、スーパーマリオがお城の前でキノコを持ってとんでいる。この絵は黄色の枠で囲まれている。」というようなことを伝えました。
すると……?

むむっ!?
マリオらしき物体は描かれていますが、ほど遠い出来栄え。
もう一度やってみましょう。

ダメ。

ダメ。
パケ絵風にしたいので「周りを黄色で囲う」という表現が、どうやら額縁と思われているようです。
ここで私は勘違いをしていることに気づきました。ゲーム画面ではないのだから「ピクセルアート」という言葉が不要だったのです。さっそく外してみると……

絵のタッチはまるで油絵のようになりましたが、ますます抽象的になってしまいました。これは長い旅になりそうだ。
試行錯誤すること数10回。
何度かワードを変えて試していると、ついにそれらしき画像が登場しました。

おおっ!
なんだかそれっぽいぞ!?
ここの1番(左上)を追求して行きましょう。

↓

いい感じになってきました。
さらに深めていきます。ここからはピックアップした画像でお送りしましょう。
↓

おお、これはマリオがジャンプしている姿がわかりますね。
↓

これなんて、顔のよりマリオっぽいです。
↓

だんだん抽象的になってきました。
↓

マントをしているみたいでかっこいいですね!
↓

しかし、最終的には誰もいなくなってしまいました。笑。
というわけで、ここからはほかに試したパターンをご紹介します。

こちらは「アニメ風」という言葉を追加したもの。
1番なんてなかなかマリオですね!

帽子の「M」を強調してみたら人物ではなくなってしまいました。

こちらは「日本のアニメ」という表現に変えたもの。
どうやら「日本のアニメ」という言葉の「日本」というところが強調されてしまったようです。

日の丸のイメージでしょうか?
ということで、最後に気になったものをピックアップしていきます。
↓

余白が印象的です。
日の丸のようなモチーフも見られますね。

こちらはなんだか日本のアニメ風。
しかしあいかわらず顔がはっきりしません。

おおっ!
マリオ3のたぬきマリオっぽいやつ来たー!

ドアップです。
なぜオッドアイなのでしょうか……。

あえて背中を向けた若いマリオ。
雰囲気が出ています。

最後はリアルタッチ。
本物のパケ絵のように周りを黄色にしたかったのですが、なかなか理解してくれず、全体的に黄色になってしまいました。まだまだ修行が足りないようです。
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