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秋田のボランティア団体、ゲーム機とソフトを募集-被災した子どもの要望に応え(秋田経済新聞)
秋田のボランティア団体が東日本大震災で被災した子どもたちの要望に応え、ゲーム機とソフトを集めているという。僕はこのニュースを知ったとき、あるエピソードの情報を思い出した。
<『ファイナルファンタジーばあさん』とは?> それは『大震災名言録』という書籍につづられている「ファイナルファンタジーばあさん」というエピソードだ。今から15年以上前に起こった兵庫県南部地震のときの話である。その内容を紹介してるブログ記事の情報を提供して頂いていたのだ。
以下そこからの引用です。
救援物資が、贈った人の予想をもはるかに超えて大活躍した例も。
『西神第七仮設』では、外は何もない原っぱ、近隣との交流もほとんどなし、三宮など街の中心地に行くには片道二千円近くかかるため行けず、と、年金でつつましく暮らす独居老人はすることがなく、ヒマと孤独をもてあましていた。
おかげで、それまでさわったこともなかったのに、ボランティアが持ってきた救援物資の中古ファミコンで突如ゲームに開眼、左手親指にファミコンだこをつくりながら、一年でファイナルファンタジーIからIIIまでクリアーした大正生まれの老女がいた。
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ちょっとこれ、すごいな。
期せずしてそういう状況になってしまったのかもしれないけど、大正生まれのおばあさんが
FF1から3まで1年かけてクリアしたって言うんだからさ。たぶん攻略本とかも無かったと思う。おそるべきゲームスキルだよ。
僕ですらいまだに3をクリアできてないというのに!!
<『ファイナルファンタジーばあさん』に学ぶ> 先月、あのアタリ社の創業者ノーラン・ブッシュネル氏がアンチエイジング(老化防止)を目的としたゲームサイトを開設したという。
Nolan Bushnell heads up anti-aging gaming site(海外サイト)
記事によると、同氏はゲームが乱暴で複雑になってきていると指摘。もっと社会に貢献できるような存在であるべきだと思っているようで、収益の20%をアルツハイマー予防の研究をしてる団体に寄付するという。
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Anti-AgingGAMES
※サムネイル画像クリックでリンク先へ たしかにゲームは老化防止に良いって言われているし、なにより、このおばあさんのように、眠っていた
ゲームの才能が爆発するかもしれない。それはすごくいいことだと思う。
逆に言えば誰だってそんなポテンシャルを秘めているってことなのだ・・・・・・
<だからこそ高齢者にファミコンを> 最近、ゲームセンターは高齢者のいこいの場所となっているらしい。ある客は「パチンコよりよっぽど経済的だ」という。
ゲーセン憩う高齢者 店側もサービス(読売新聞)
だが、もともとゲームは高齢者たちへの門を閉ざしてはいない。それは家庭用ゲーム機でも同じことだ。
そこで僕がオススメしたいのが
ファミコンである。まずはそれでゲームに興味を持ってもらえば、もしかしたら、元気ないと言われているゲーム業界も、高齢者のゲーム市場をもっと開拓できるかもしれない。
なんなら高齢者用のファミコンを出してみてはどうか。「シルバーファミコン」とか。コントローラが大きくて見やすいの。ゲームも時代劇ものとかアダルトな感じで行こう。恋愛ゲームも悪くないね。老人ホームが舞台で、登場キャラクタが全員おじいさんとかおばあさん(笑
<結論> 冗談はさておき(っていうか全部冗談みたいなもんだけど)、高齢者がファミコンをやれば、孫と遊べるし、若者(主にファミコン世代)とも語り合えるし、おまけに老化防止にもなり、経済も良くなる・・・・・・
最高じゃん。みんなで目指せ。ファイナルファンタジーばあさん!!!
(情報提供者:JJJ氏)
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