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史上最悪のマリオゲーム『HOTEL MARIO』とは!?

 海外のゲームサイトなどでたびたび史上最悪のマリオゲームと呼ばれ、ネタにされているゲームソフトがあるのをご存知だろうか。その名を『ホテルマリオ(HOTEL MARIO)』という、フィリップス社が発売したCD-i専用ゲームソフトである。

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<そもそもCD-iって?>

 CD-iとは「コンパクト・ディスク・インタラクティブ」の略で、CDでもDVDでもない。このディスクを再生するには専用のCD-iプレイヤーが必要だ。

 CD-iプレイヤーは本国アメリカで1991から1998年までフィリップス社をはじめソニーなどから発売され、57万台を売ったが、商業的に失敗したマルチメディア機器の代表格として知られている。

 日本では92年4月、フィリップス社からCD-iプレイヤー第1号が発売された。

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※全国に5カ所のみ設置されていたCD-iプレイヤーの店頭ディスプレイ

 都市部ではごらんのように派手な店頭ディスプレイをされていたり、ファミコン雑誌に「新しいハード」として大歓迎されていたりしたのだが、いかんせん。肝心のファミコン少年たちのハートはキャッチできなかったようだ。

 なんせ、その頃はスーパーファミコンの全盛期。しかも第1号機は定価が15万円以上したという点(途中で値下げされたが)など、様々な要因が重なって、ファミコン少年たちからはゲーム機として認識されないまま市場から消え去ってしまったと言われている。そういう僕も当時はまったく知らなかった。

 なお、対応ソフトについてはCD-iに詳しいサイト「Gamest」を参照してみたらいいかも。



<マリオ史上最悪のゲーム>

 1994年、そんな日本の状況を尻目に発売されたのが『HOTEL MARIO』なのだ。

 ゲーム内容はホテルのドアを全部閉めるとOKっていうパズルゲームである。評価などを見る限りそれほど面白くなかったらしい。その代わりじゃないけど、合間で流れるムービーがかなり出来が良い(もちろんネタ的な意味で)ので、こちらのほうが圧倒的にフューチャーされている。

 とにかくシュールで笑えるぞ。こちら↓



 最初にピーチ姫がさらわれるシーン(笑
 そしてマリオたち落ち着きすぎ(笑 
 そしてピーチ姫さらわれすぎ(笑
 
 ツッコミどころ満載すぎる内容に、腹筋が痙攣しまくりだ。



<なぜ任天堂はこんなマリオを出したか?>

 そもそも『HOTEL MARIO』の開発は任天堂ではなくフィリップス社(正確にはPhilips Fantasy Factory社)であり任天堂は許可を出したに過ぎなかったというのが定説だ。しかしだからといって、任天堂の世界的看板キャラクタであるマリオの名を冠しているゲームがクソゲーでもしょうがないという理由にはならない。

 そこで、この時代の任天堂を取り巻くゲーム業界の状況を、少し振り返ってみたい。


 92年頃、任天堂は、ゲームの大容量化を見据え「スーパーファミコンのCR-ROMアダプタを開発をする」と発表していた。その共同開発相手は、なんとソニーだった。しかもその周辺機器の名は「プレイステーション(仮称)」だった!

 と言うはあまりにも有名な話か・・・・・・

supafamikoncdrom0.jpg
※イメージ図


 ところがそんな中、任天堂は米家電メーカー大手のフィリップス社と契約したり、ソニーも米セガ関連会社と提携したりと、お互い浮気合戦を開始。
 しかし同年11月に再び任天堂とソニーは協力関係を強化することを発表するも、93年に入ると突然ソニーが「自分たちで新しいゲーム機をつくっちゃうぞ」と言い出す始末。(※諸説有り)
 それがのちの「プレイステーション」となるのだが、もう訳がわからん・・・・・・

 そんなドロドロの愛憎劇のドサクサに、フィリップス社「うちのCD-iにマリオのゲームを出してもいいかな?」任天堂「うん、いいよ」なんていうやりとりがあったのかもしれない。

 とにかく『HOTEL MARIO』は、そんな時代のねじれが生んだ奇跡のゲームだったのだ。



<フィリップス社が出したその他の任天堂ゲーム>

 フィリップス社がCD-iで出したゲームは何も「マリオ」だけではない。

・Zelda: The Wand of Gamelon(1993)
・Link: The Faces of Evil (1993)
・Zelda's Adventure (1994)
・Super Mario's Wacky Worlds(非売品)

 以上、マリオのほかにもゼルダシリーズなども出していた。興味ある方はこちらのサイト「Legendly Game」が詳しいので参照してみたらいいかも。

 とくに気になるのが『Super Mario's Wacky Worlds』という非売品ゲームだが、これは非売品というよりも開発が途中で中断されたものらしい。内容は、流出したとされているものがYoutubeにいっぱいアップされているので、簡単に見ることができるぞ。



 最後に一言。

 今回、調べてみて初めて知ったことが多すぎてビックリした。当時のファミコン雑誌を注意深く読んでると、けっこうCD-iの情報とか載ってるんだけど、まったく興味なかったから無意識のうちにスルーしてたんだろうなあ・・・・・・



 参照サイト:CD-i(Wikipedia)

 
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コメント

くしくもコミケでCD-iに関わった方とお会いすることができました。

その方はPCエンジン界では有名な岩崎啓眞さんで、CD-iに関わったのがきっかけでハドソンから声が掛かり(CDロムに関する知識を知っている人がハドソンにはいなかった)、世界初のCDロムゲームマシン「PCエンジンCDロムロム」のソフト開発をすることになったようです。

代表作はイースと天外2ですが、今の大容量メディアの演出の作り方は、多少なりとも彼が作ったといっても過言ではありません

とりあえず、CD-iのマリオとゼルダはクソゲーだと書いておく。
詳しくはAVGNの動画を見るとよくわかる

×フューチャー
○フィーチャー

先に裏切ったのは任天堂の方なのだが
どこで調べたのだろうか

フューチャーwwwwwwwwww

AVGNにボロクソ言われてたあれか

※1028……ェ

このゲームのCMに出演した俳優のフィル・ハートマンさんって妻に殺害されたんだよね・・・
優しくて面白い方だったのに残念だ

ぱっと見はドアドアだと思ったら……普通に攻撃できるのかよ!

SCEの元会長の丸山茂雄さんが久夛良木の強引な交渉で任天堂との提携が決裂したって証言をした記事があったね
調べるとすぐに記事がヒットする

当時の任天のこともっと調べたほうがいいよ
強引な交渉ってか任天が口だけで動こうとしないから結果ああなったんだし

契約内容詳しくわからない以上、どっちが悪いとは言い切れないだろう。

元ソニー社員ですら、「うちらが認識してる程度の話なら裁判に持ち込める内容なのにしなかったってのが引っ掛かる。実は都合悪い部分隠してんじゃね?」って言ってるくらいだし。

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