コメント
感想
とても興味深く読ませていただきました
ありがとう御座います
ありがとう御座います
俺の考えでは昔の物を見て懐かしいとか感じるのは、そのもの自体ではなくそれを見ていた(又は体験した)自分自身を思い出しているからだろう。純真で疑いもなく、親の言うことをよく聞いた時代。昔がすべて良かったわけではないが記憶が美化されて余計にそう思う。
確かに人は死を認識し恐れる生き物であるから現実逃避的に「死を忘れさせてくれる安心感」にすがるかもしれない。しかし、10歳の子供が3歳のころの写真を見て「なつかしい」というのを見ると、たった一つの答えとは言えないかもね。
確かに人は死を認識し恐れる生き物であるから現実逃避的に「死を忘れさせてくれる安心感」にすがるかもしれない。しかし、10歳の子供が3歳のころの写真を見て「なつかしい」というのを見ると、たった一つの答えとは言えないかもね。
モンキウオーマーさん。書き込みありがとうございます。
対象の話ですが、それが物であろうと、自分自身であろうと、過去を思い出していることには変わりなく、そこはひとそれぞれでいいんです。今回はもう1歩踏み込んで「過去を思い出すとなぜ懐かしいか」を考えてるので。
そして、10歳のこどもが3歳のころ(略)というご指摘ですが、今回は「人間は生まれながらにして死に向かっている」と仮定してるので、1歳だろうが死に向かっています。これは(補足にもありますが)実際に「死」のことを考えてるかどうか、死が近づいているかどうか、は関係ありません。もっと心の奥底の問題だと思っています。
対象の話ですが、それが物であろうと、自分自身であろうと、過去を思い出していることには変わりなく、そこはひとそれぞれでいいんです。今回はもう1歩踏み込んで「過去を思い出すとなぜ懐かしいか」を考えてるので。
そして、10歳のこどもが3歳のころ(略)というご指摘ですが、今回は「人間は生まれながらにして死に向かっている」と仮定してるので、1歳だろうが死に向かっています。これは(補足にもありますが)実際に「死」のことを考えてるかどうか、死が近づいているかどうか、は関係ありません。もっと心の奥底の問題だと思っています。
オロチさん、レスありがとう。 なるほど、わかる気がします。
今日のヤフーニュースの中で復刻食品がヒットしているという報道がありました。
私もなつかしいと思う世代ですが、偉い人が言うには、「震災で精神的安定が揺らいだ消費者が、“幸福感”を再生しようとして、幼いころや青春時代に慣れ親しんだ商品によりどころを求めているのでは」らしいです。国民全体が懐古趣味におちいってるって? 今回の大震災のようにまったく予期しない死(いずれは訪れるであろう)が突然他人に降りかかる。それを映像で何度も脳に刷り込まれることによって、自分自身の死を心の奥底から現実の問題として認識したのではないでしょうか。それが今回の消費行動に反映された気がします。
今日のヤフーニュースの中で復刻食品がヒットしているという報道がありました。
私もなつかしいと思う世代ですが、偉い人が言うには、「震災で精神的安定が揺らいだ消費者が、“幸福感”を再生しようとして、幼いころや青春時代に慣れ親しんだ商品によりどころを求めているのでは」らしいです。国民全体が懐古趣味におちいってるって? 今回の大震災のようにまったく予期しない死(いずれは訪れるであろう)が突然他人に降りかかる。それを映像で何度も脳に刷り込まれることによって、自分自身の死を心の奥底から現実の問題として認識したのではないでしょうか。それが今回の消費行動に反映された気がします。
すごい…!!僕もそれが答えだと思います!!
「死」を忘れさせてくれるという安心感ってのは、たぶん間違ってると思うよ。
懐古主義者が「過去へ近づく」=「死を遠ざける」だったら
何かの夢や目標に向かって努力してる人間は、「未来へ近づく」=「死に近づく」わけだから。
でも後者は、死に近づく不安で憂鬱になったりしないよ。
懐古主義者が「過去へ近づく」=「死を遠ざける」だったら
何かの夢や目標に向かって努力してる人間は、「未来へ近づく」=「死に近づく」わけだから。
でも後者は、死に近づく不安で憂鬱になったりしないよ。
単純に自分にとっていい思い出で、二度と戻れないと決定付けられているから
いとおしいんだよ。
本当に嫌な思い出だったら、あまり懐かしいとか思わないし。
いとおしいんだよ。
本当に嫌な思い出だったら、あまり懐かしいとか思わないし。
>>1205
なるほど。逆に考えたら、未来へ思いをはせる行為は不安でしかなくなる。「人間が生まれながらにして死に向かっている」という前提がネックのような気がしますが、まだまとめられません。ちょっと考えさせていただきます。ありがとうございました。
>>1206
過去に振り返ることが、すべて死から遠ざかることではなく、あくまでも「懐かしい」と感じる過去に振り返ることが、死から遠ざかると考えます。したがって、懐かしいと思わない嫌な過去については、今よりも死に近づいていた(貧乏だったとか、疎外されていたとか)のかもしれません。
なるほど。逆に考えたら、未来へ思いをはせる行為は不安でしかなくなる。「人間が生まれながらにして死に向かっている」という前提がネックのような気がしますが、まだまとめられません。ちょっと考えさせていただきます。ありがとうございました。
>>1206
過去に振り返ることが、すべて死から遠ざかることではなく、あくまでも「懐かしい」と感じる過去に振り返ることが、死から遠ざかると考えます。したがって、懐かしいと思わない嫌な過去については、今よりも死に近づいていた(貧乏だったとか、疎外されていたとか)のかもしれません。
一瞬なるほどと思うのですが、人間はいつも常日頃、死を意識している訳では無いですよね。
懐かしいと思える過去に思いを馳せることが死から遠ざかることだとするのなら、将来の自分を想像するということは自ら死に近づいていってるということですか?
こちらに再考編を貼っておきます。いちおう、それらの疑問には答えてる内容になっております。ついでに本文にリンクを貼っておきます。
“懐かしい”という感情の正体について 再考
ttp://famicoroti.blog81.fc2.com/blog-entry-1986.html
“懐かしい”という感情の正体について 再考
ttp://famicoroti.blog81.fc2.com/blog-entry-1986.html
と思ったら本文の一番上にもうすでにリンク貼ってありました。もっとわかりやくしますね!
死から遠ざかる、というよりは現実逃避というような感じがします。
生きてる人は皆自身の将来に何かしら問題を抱えていて、でも過去にあった問題は今から起こることはないからその時に楽しかった事なんかのポジティブな感情だけが湧いてくる、という風に考えると過去が美化されるのも納得いくような気がしています。
懐かしさについて長年自分の中で考えてきたのですが、やはり他人の意見をうけるというのは良い刺激になりました。
こういった哲学的?なディベートが出来る場が増えるといいなぁと切に願っていたので、本当に良いブログだと思います。
長文失礼しました。
生きてる人は皆自身の将来に何かしら問題を抱えていて、でも過去にあった問題は今から起こることはないからその時に楽しかった事なんかのポジティブな感情だけが湧いてくる、という風に考えると過去が美化されるのも納得いくような気がしています。
懐かしさについて長年自分の中で考えてきたのですが、やはり他人の意見をうけるというのは良い刺激になりました。
こういった哲学的?なディベートが出来る場が増えるといいなぁと切に願っていたので、本当に良いブログだと思います。
長文失礼しました。
頭抱さん。コメントありがとうございます
「ポジティブな感情だけが残る」ということはあると思います。その逆で、ネガティブな感情だけが残こるってこともある。しかも死んだあと。つまり幽霊とかおばけとか。なんてのは半分冗談ですけど。
つねに逆も考えるのが僕のくせなんです。そうしないとバランスが悪い気がして。
よろしければ再考した記事もよろしくお願いします!
「ポジティブな感情だけが残る」ということはあると思います。その逆で、ネガティブな感情だけが残こるってこともある。しかも死んだあと。つまり幽霊とかおばけとか。なんてのは半分冗談ですけど。
つねに逆も考えるのが僕のくせなんです。そうしないとバランスが悪い気がして。
よろしければ再考した記事もよろしくお願いします!