Yahoo!オークションで「ファミコンソフト 11本セット レア?詳細不明のジャンク品あり」というタイトルのオークションが開催されたのは先月の21日のことだった。それと同時に多くの情報提供をいただいた。(いつもありがとうございます)
その内容は、この出品物のなかに究極のレアソフトとして知られる『マイティ文珍ジャック』が混じっているんじゃないか、というものだった。
・参照リンク:
究極のレアソフト『マイティ文珍ジャック』は存在した!!! さっそくに見に行ったら、それらしき黄色いカセットが、たくさんのジャンク品のなかに混じっているじゃないか。
そのソフトは出品者の説明では
思い出の品としながらも正体は不明となっていた。とりあえず様子を見ようとすぐにブログで取り上げることはしなかったのだが、そのオークションは
締め切り直前に取り消しとなってしまった。
理由は「出品内容に問題がある」ということだった。
しかし、すぐにまたタイトル「ファミコンソフト 27本セット レア?ジャンク品など多数あり」で再出品されたようで先月の29日に終了。まずはその結果を見てみよう。

以下、質問欄より引用。(一部抜粋)
>ボンジャックは20年以上前に小学生の同級生からもらった物です。
>アイテムが人頭みたいな形をしてました。
>動作テストも5年以上前で、その時も動作しなかったと思います。
>(10年以上前から動作してなかったかも)よってジャンク品です。
>本体もないので現在、動作確認ができません。 またオークションの説明文には追記として以下のような説明も。
>価格がとてつもない事になってますが、入札者の皆様、
>どうかジャンクセットに熱くならないようにお願いします 出品者はあくまでもジャンク品だという認識だったので値段が上がるのを危惧していたようだ。しかしこの行動がかえって信憑性を高めたのか、結果はジャンク品としては驚くような値段となった。
ただし本物の『マイティ文珍ジャック』だった場合、すごくいい買い物だったかもしれない。
というのも『マイティ文珍ジャック』はこのブログが2010年1月に発掘、その後、持ち主によってオークションに出品されたとき、40万くらいで落札されていたからだ。(
参照)
↑こちらはオロチが最初に手にした文珍ジャック しかしそのときの出品者がオークションの説明のところに、ゲーム画面を必要以上に大きく貼り付けてしまい、偽物をつくろうとする良からぬやつらの
いい材料になってしまったという残念な経緯がある。
『マイティ文珍ジャック』は、爆弾のグラフィックを文珍の顔に差し替え、ラベルをつるつるに剥がしさえすれば、その性質上、本物とほとんど区別がつかないのだ。(僕が最初に手にしたものが本物だと皆さんが信じてくれるなら、その細部にわたるデータは持っているので、もしかしたら区別がつくかもしれないが)
したがって、それ以降も同ソフトはちらほらと出品されてはいたが、偽物を疑う見方が強まっており滅多に落札されることはなかった。
そう考えると、今回の出品の仕方は非常にコレクター心をゆさぶるものだったんじゃないだろうか。僕もこのまま終わるようなら入札してやろうか、なんてスケベな気持ちが出ちゃったけど、さすがマニアの皆さんは見逃さないね(笑
最後に私オロチのプレイ動画を貼っておきます↓
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