レア過ぎて誰も知らないファミコンソフトが落札されていた!!

2012/02/13(月)　　

　レア過ぎて誰も知らないファミコンソフトが落札されていたというニュース。

　皆さんはこの　『PLAYBOX BASIC』というソフトをご存知だろうか。

　このソフトはゲームの大辞典である「大技林」にも、ファミコンを網羅した「ファミコンプリート」にも、「ファミリーコンピュータ1983-1994」にも、その名前が載っておらず、それどころかネット大百科である「Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ」のファミコンソフトリストにも※、その他、全国の有志が独自に公開しているファミコンソフトリストにも、どこにも名前が載ってない、まさしく誰も知らないといっても過言ではないファミコンソフトなのだ。

　本当にビックリするくらい、こいつはみんなから徹底的にスルーされちゃってる。突然「独立する」と言い出して事務所を飛び出しちゃった大人気アイドルの末路みたいなもんだ（あいかわらず、たとえが下手）。非売品とか限定品ならともかく･･････

　そして、リストじゃないが、唯一そのことを指摘してるのがこの記事である。

・ファミコンの全タイトル数は本当に1252本か!?（ファミコンのネタ!!）

　まあ僕が書いたんだけど（笑
　同記事によると　『PLAYBOX BASIC』はかつてシャープが出したファミコンテレビ、C1版ファミリーベーシックの専用カセットである。周辺機器みたいなもんで、普通に流通してたと思われる。

　しかしC1は19型が14万5000円、14型が9万3000円と、高額だったため、一般庶民の家庭にはあまり普及しなかったのだろう。しかも『PLAYBOX BASIC』はその専用の周辺機器で内容がプログラム少年でもなければ１ミリも面白くなかったため、ほとんど出回らなかったことも想像できる。
　したがって、その正確な販売ルートや、内容などが何もわかってないのが現状だ。

　僕はヤフオクが有料化する前からずっとファミコンカテゴリチェックしているが（途中数年間、ネット自体してなかった時期もあったが）、『PLAYBOX BASIC』を見るのはこれで2回目である。

　そうとうレアであるのは間違いないんだけど、いかんせん知名度が無いせいか、意外と高額にならなかったなあ。

　※C1の項目には名前が出ていた。