ファミコン版『スペランカー』などのプロデューサーとして37年間、ゲーム業界の裏方として活動していた人物。スコット津村氏による製作秘話が掲載中。
<製作秘話>
・
ファミコン版「スペランカー」制作者による裏話がここに。御年70歳,業界歴37年の現役クリエイター,スコット津村氏が振り返るあの頃 (4Gamer.net)
※LED付『スペランカー』のカセット 『スペランカー』といえば主人公がゲーム史上最弱としてあまりにも有名だが、一方でファミコン版カセットには赤いランプ、すなわち、謎のLEDがついていることでも有名である。
しかし、なぜ同ソフトをはじめ初期アイレムのカセットのみにそんなLEDがついていたのか、今まで誰も語ろうとはしなかったのだ。そもそも、カセットの生産は任天堂が一括して管理しており、一部のメーカーだけが独自の形状を許されていた。有名メーカー以外のカセットの形状が皆同じなのはそのためである。
しかし良く考えると、だからといってLEDをつけるとなると手間もかかるし、コストもかかる・・・・・・
今回の記事で、そんなLEDの謎が明らかになったのだ。
以下一部引用。※()は省略
>当時,任天堂の宮本さんもどうしてもスパルタンXをやりたいと >いって,アイレムと交渉していたんです。そんなこんなの交渉中に, >上層部の人が親会社のナナオの社長に直談判して, >僕らになんの相談もなくOKが出てしまったんですよ。 >僕はそれに怒ってね。それが任天堂への「貸し」になって, >LEDカートリッジを出させてもらえることになったんです。 |
なんと、そんな取引が!
記事では、氏のゲーム業界歴からはじまって、ゲーム業界の社会的価値について、そしてスペランカーの製作秘話などが明かされている。興味あるひとはチェックしてみてね!
- 関連記事
-